埼玉県地質調査業協会は地質調査業の社会的役割と責任を認識し、
土壌汚染、社会資本のトータルコスト削減のために貢献いたします。
私たち埼玉県地質調査業協会は、1982年(昭和57)年4月の設立以来43年、埼玉県土の強靭化に関わり、防災・減災・インフラ整備に地質コンサルタント集団として携わってきました。
近年は地震や気候変動に伴う集中豪雨・台風による洪水や土砂災害など自然災害が頻発・激甚化している状況に直面しています。
また、高度成長期に整備された道路・トンネル・のり面・上下水道などの社会インフラの老朽化も深刻な社会問題となっています。
このような災害を受けて、県民の防災・減災の意識が高まる中、埼玉県土の地形、それを支える地盤の成り立ち・地盤の特性や地下水挙動・地質リスクなど総合的に地盤・地質を理解しているのは私たち協会員です。これからも長年培った経験から得られた知識を活かし、会員一同が協会活動を通じて、広く県民に寄与することを心掛けてまいります。
今後も埼玉県土の安全・安心が最優先であることを念頭に、協会の果たす役割と責任を強く認識し、様々な協会活動を通じて社会貢献して参りますので、変わらぬご支援・ご活用をお願い申し上げます。
会長 関口彰伸